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市立魔法専門学校

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 今月を目途に再び実家を出て、東京で一人暮らしをする予定なので、今日はいくつか物件を見てきました。また快適な一人暮らしが戻ってくると思うと、かなり楽しみです。やっぱ、ドア一枚じゃ安心できないんだ、エロゲは。

 そういう訳で、ぼちぼちと荷物の整理などを始めているのですが、引越しの際の整理というのは普段関心を持たない場所にも手をつけなくてはいけないので、忘れられていた様々な物が発掘されます。…皆さんもご経験あると思われますが、漫画・写真・思い出の品などの強烈な誘惑が、引越しの準備を遅らせるんですよね。
 今日の僕のそれは、懐かしのファミリーコンピューター(以下、FC)でした。

 ということで、今日は僕のレトロゲームについての思いなどを書いてみたいと思います。
(※以下の、「ゲーム」は全てコンシューマーゲームの事を指します)


 FC世代の方はよくわかると思うのですが、昔のゲームというのはとにかく不親切で理不尽なつくりで、それだけに難易度の高いものが多くありました。また、バグが非常に多く、それがいわゆる裏技になったり、バグを利用しないとクリアできないゲームがあったりと、とにかく無茶が通る時代でした。
 地雷の比率なんて、現在のエロゲのそれとは比べられない程に酷く、とにかくクソゲーの嵐です。新作フルプライスエロゲを買える位のお金を出して、30分も遊べないようなものが数え切れないほど存在します。
 ただ、それでも、TVゲームそのものがまだまだ珍しく、その珍しさが楽しさを感じさせてくれたんですよね。だから、理不尽だって超高難易度だって、立ち向かえたんです。

 よく「昔は良かった」なんていう人がいますが…というか僕がそうなんですが、これって決して「昔のゲームの方が良いゲームだった」って意味じゃないんですね。少なくとも僕の場合は。だって、誰がどう考えても、どう見ても、現在のゲームの方があらゆる面において優れているじゃないですか。
 意味の無い仮定かもしれませんが、二十年前に現在のゲームを持っていって、当時の人にどっちのゲームが面白いかと聞けば、どちらを選ぶか、ということです。

 これは自論で自分に当てまることなのですが、年齢を重ねては色々な世界と触れ合うことで、世の中には様々な楽しみがあると知り、次第に優先順位が下がり、遂にはゲームから離れてしまうという事態が、恐らく考えられるゲーム離れの一因です。
 では、何故、優先順位が下がってしまうのかというと…きっと、飽きちゃったんだろうなあ、と。

 時に、エロゲー(≒AVGという意味使われるんですよねえ)は停滞したジャンルと揶揄されますが、僕としてはコンシューマーだってそう変わったとは思えないんです。嘗てのものより絵が綺麗になったり、文字が増えたりといった、情報量が増えただけとしか。
 「画面に向かってコントローラーで操作する」というのが「ゲームで遊ぶ」ことを示しているのなら、どんなジャンルをやっていようが、どんなに進化しようが、同じではないかと。
 だから、例えば、Wiiのモーションプラスの「コントローラーを指先で操作する」という通念を壊したものや、ネット等を使用した「通信による可能性の広がり」というのは、プレイヤー側のゲームへの係わり方を変えたという意味で、驚き・新鮮味があるんですよね。ゲームとして。


 と、ここまで書いて、「昔は良かった」の一体何が良かったのか、ようやく少しわかってきました。
 たぶん、ゲームとの向き合い方が良かったのでしょう。それは、20世紀半ばにテレビをはじめて見た人の感動と似たような質のものだったのではないかと思うのです。

 ゲームがつまらなくなった訳じゃない、いつしか僕がゲームをつまらないと思うようになってしまった。

 そう考えると、思い出が美化されたのではなく、その時代のその時、本当に、ゲームをゲームだから面白いと思える自分がいたのでしょうね。変わるのはいつも自分、というやつでしょうか。
 …故に、これからもゲームについては、たぶん僕は過去に思い馳せる、懐古趣味者であり続けるのでしょう。何故なら僕は、つまらない・飽きたといってゲームを投げ出してしまった、停まったプレイヤーだから。



 思い起こせば、エロゲを始めた頃は、どんなエロゲでも楽しかったなあ…。エロゲーマーとしては停まっていないつもりですけれどね。
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コメント

非常に説得力のある文章でした。
昔は良かった…の一言で済ますのではなく、その原因を探求するその姿勢はレビュアーとして素晴らしいと思います。
タイトルは…X氏のブログからでしょうか。あの方の文章に触れたくて、昔は足繁く通ったものです。
昔は良かった…と言ってはなんですが、あの人達が現役で頑張っていた頃は、エロ助もエロゲレビュー界ももっと活気があったような気がします。
応援していますので、これからも頑張って下さい。
2009/08/19(水) 22:05:00 | URL | bwlha #-[ 編集 ]

bwlhaさん、コメントありがとうございます。

内容が良いものかどうかは、書いた本人としては判別できませんが、bwlhaさんの目に留まる文章を書けて良かったという思いです。
この記事は、僕の自問自答のようなもので、他の人に当て嵌まるとは限りませんが、足りないながらも自分の「何故」を追求したものだからして、そう仰っていただけるのは嬉しい限りです。

エントリのタイトルはご指摘の通り、Ⅹ氏のブログからお借りしました。
僕が今ブログをやったり批評空間に感想を投稿しているのは、彼の人たちのレビュー・文章に魅せられたからでして、そういうものに少しでも近づけたらな…という思いで、こうして拙稿を重ねています。

作品を楽しんで、レビューも楽しむ。
…そんな、二重の楽しみをくれた方々にいつかお返しができるよう、僕も頑張りたいです。
2009/08/20(木) 00:06:03 | URL | 魔法使い #-[ 編集 ]
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