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市立魔法専門学校

 約10日ぶりの更新になってしまいました(※さすらいのmooさんコメントありがとうございます。演出について共感が得られて嬉しいです)。
 世間はシルバーウィーク真っ只中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。僕は先日、悪い女に騙されて、柄にもなく少し落ち込んでいました。といっても、別に手酷く振られたとか美人局にあったという訳ではなく、何と言うかまぁ、一ヶ月くらいの時間がパァになったというお話です。

 …済みません、久しぶりの更新なのに愚痴ってしまいましたね。
 とまあ、そんなこんなで9月に入ってからまだ一度もエロゲをやれていないので、どうにも書く話題に乏しい状態です。なので、丁度いいのでここら辺でこのブログについて書いてみようかと思います。
(※今回は何時にも増してどうでもいいことを書いているので、読むと目が潰れる可能性があります)


 もともとこのブログを立ち上げた理由は、今年度からスタートした新生活がなかなか大変で、もう以前のようなハイペースでエロゲー批評空間に感想を投稿できないだろうというものからでした。なので、せめて8月の夏休みの間だけは沢山エロゲについて書きたいな、話したいなという。
 僕にとってエロゲーについてあれこれ書くことは、エロゲーをプレイするのと同じくらい好きなことでして、それはエロゲーに含まれる楽しさの一つという感じです。なので、プレイ数が減ることで、感想の執筆機会も激減するということで、口寂しいならぬ手寂しい状態になったんですね。
 エロゲーをプレイせずに、エロゲーについて書く方法を模索した結果、ブログに行き当たったということです。

 …面白くも何ともないですね。真剣10代しゃぶり場とか書けば良かったのかもしれませんが、今のご時世、エロと10代を結びつけるのは危険だそうで、まったく嫌な世の中です。
 いやもうね、僕がテーマを持たないでだらだら書くと、ホントこんなことばっかりなんですね。今だって、思い浮かんだ「アンリミテッドおちんぽワークス(輪姦モノの感想で使えそう)」という単語が僕オリジナルかどうかGoogleで検索する有様ですからね。以前、全然使えなかった抜きゲの一言感想に「ノーフィニッシュでマネーです」と書こうとしたら、既に使っている人がいるんですもんね。世の中広いです。
 そんなんじゃいけないと、とりあえず『姫とボイン』の一言感想書いてみたら、

「スーパーウルトラデラックスファイナルロマンシングドラゴンクソゲーだった前作からネジがまた一本抜けて、ハイパーゴールドラグジュアリーフルオートマチック真ファイナルヴァーチャルロマンシングときめきドラゴンクソゲーになったって感じ。エロゲーがシナリオライターで決まらないというのが良くわかる、非常に勉強になる作品。外見だけで選ぶと苦労するという意味でも、大変勉強になる作品」

という、ロマサガ3を知らない人には電波としか取れない感想になりますし、それならばと『ちゅぱしてあげる』の感想をえいやっと書くも、

「嘗てのかぐやが本当にそんなに凄かったのか再考すると、正直そうでもない気がしてくる。ただ単に、昔の自分がエロゲ慣れしていなかったから、その上でかぐや的エロが新鮮だったから、そう評価していたのかもしれない。『ちゅぱ』はまさにいつものかぐやで、可愛い女の子が気軽に濃厚エッチをさせてくれる、それだけの作品。だけど、手軽にきっちり抜ける。何でもないような事が幸せだったと思う」

などと、僕のいつもの悪い癖であるノスタルジック風味かつ何の参考にもならない感想が出来上がるわけで。
 今読み返すと、昨夜これらを批評空間に投稿しなくて心底良かったと、何でもない夜の事二度とは戻れない夜にならなくてホント助かったと思うわけです。…あー、色んな意味で危ない。


 以上が、僕のブログに「(笑)」や「www」、顔文字絵文字が使われていない理由なんですよ。
 とか書いたら、本気で頭がおかしいと思われるか見限られるかのどちらかだと思いますので、この連休中に何とか『X Change Alternative2』をコンプしてまともな感想を書くか、もしくは頑張って来月中に『真剣で私に恋しなさい!!』をクリアしてまともな感想を書こうと思いますので、それで許していただけるとこれ幸いであります。

 それにしても今回のエントリのクオリティの低さには本人も驚きを隠せないので、ついでに最後に『おキツネ中出し恩返し』のボツレビュー(というか作品紹介)を載せて今日という日の最悪なエントリを終わらせたいと思います。



 あるところにおにいさんが住んでいました。ある日、おにいさんは大学へ出かけた帰り、わなにかかってけがをした一匹の狐をみつけました。おにいさんはとてもかわいそうに思いました。
「じっとしていなさい。動いてはいかん。今助けてやるからなあ」
 家に帰り、狐を治療してやったあと、おにいさんは狐を山へ戻してあげました。

 再び家に戻り、しばらくすると入口をたたく音がしました。
「だれでしょう」
 と、おにいさんは扉をあけました。美しいはだかの娘さんがそこに立っていました。
「夜分すみません。道に迷ってしまいました。つーか、恩返しにきました」
「…あんただれ?」
「さっきの狐です。では、恩返しをさせていただきます」

 娘さんは心優しくおにいさんのために今までやったことのない炊事、洗濯、何でもやりました。寝る前にはおにいさんに乳をやさしく揉ませてあげました。
 一人身のおにいさんは、娘さんのことを家族のように、恋人のように思いました。

 ある日、娘はこう言いました。
「私はあなたのこどもを産みたいと思います。中出ししてくれませんか」
 おにいさんはさっそくはだかになりました。作業を終えたとき、こう言いました。
「これから、しゃわーを浴びます。しゃわーを浴びている間は、決してのぞかないでください。…のぞくなよ! 絶対にのぞくなよ!!」
「わかりましたよ。決してのぞきませんよ(…竜ちゃん?)」
 風呂場に閉じこもるとなかなかでてきません。しゃわー音が止むと一巻きの布を持って娘は出てきました。それは実に美しいいままで見たことのないおりものでした。
「これは狐のおりものと言うものです。どうか明日町に行って売ってください。そしてもっと布を買ってきてください」

 次の日。おにいさんは町へ出かけました。
「狐のおりものはいらんかね。狐の下り物はいらんかね」
 おにいさんは町を歩きました。まにあと中高年層を中心にとても高いお金で売れたのでおにいさんは布と他の物を買いました。そしてうれしく家に帰りました。

 次の日、娘はまたしゃわーを浴びはじめました。適度に時間が過ぎたとき、おにいさんは一人つぶやきました。
「ちっとのぞいてみたい。ちょっとだけ。ほんのちょっとだけですよ」
 とうとうのぞいてしまいました。娘がいるはずのお風呂場では、一匹の狐が変化の術を使ってこすぷれをしていました。
 その夜、娘はうぇいとれすの衣装を持ってきました。
「おにいさん、ご恩は決して忘れません。その恩返しに来たのですが、よくわからないうちにどうみても愛してました。本当にありがとうございました」
と手を広げると、半裸になり、おにいさんにまたがると、意識は宇宙に飛んで行ってしまいました。

 その後ふたりは子どもをもうけ、末長く幸せに暮らしましたとさ。おしまい。


…大体こんな感じだった気がする(しかし、一部未読スキップを使用したことは否めない)。



原文ママ(約一年前の)。…これはひどい。夢オチになんないかな、このエントリ。
 今更ながら『化物語』を見始めたのですが、いやはや…。演出が素晴らしいです。特に第5話「まよいマイマイ 其ノ參」のエンディングへの流れは今期見ているアニメでも屈指の出来だと思いました(『咲 -Saki-』の17話、『狼と香辛料Ⅱ』の7話も良かったけど)。3話構成を活かしきった、「話しかけないで下さい」で始まり「話しかけて下さいね」で終わる、大して深い意味のないセンテンスに痺れる物語。OP・EDの使い方も文句なしです。
 シャフト臭(新房臭?)が嫌いでなければ、是非視聴してみて下さい。できれば、一つのエピソード(「ひたぎクラブ(2話構成)」や「まよいマイマイ(3話構成)」)は連続で。その方が絶対に面白いはずですから。



 エロゲーのレビューなどで「素材は良いが、調理に失敗した」というフレーズをよく見かけます。大抵、「調理=シナリオ」「素材=それ以外のほぼ全て(主に絵)」という感じで使われていますが、僕の感覚だとこれとは少し違っていて、「調理=演出」「素材=それ以外のほぼ全て」という感じになります。
 ようするに、テキスト(シナリオ)も、素材の一部に過ぎないと思うわけです。

 料理というのは、素材が多少悪くとも調理が上手ければある程度誤魔化せます。両方とも一等なら、そりゃ美味しいでしょう。ただ、いくら素材が良くとも、調理が下手なら料理は不味くなります。
 なので、僕にとって料理の決め手は調理、つまり、僕にとってのエロゲの良し悪しは演出にかかっています。

 そもそも「演出」って何なのと問われれば、

えん‐しゅつ【演出】
1 演劇・映画・テレビなどで、台本をもとに、演技・装置・照明・音響などの表現に統一と調和を与える作業。
2 効果をねらって物事の運営・進行に工夫をめぐらすこと。「結婚式の―」「―された首班交代劇」

とのことなので、エロゲに当て嵌めれば「絵・文章・音などの材料を上手いことくっつけてゲームにする作業」みたいなことなのだと思われます。
 これ、かなーり幅広く当てはまる訳でして、言うなれば、まともなエロゲをプレイしていれば、(ウマイマズイは別として)常に演出を味わっているんですよね、プレイヤーは。
 (立ち・一枚)絵が出るタイミング、表情パターン、かかっているBGM・SE・ボイス、表示テキスト…etc。そういったものが組み合わさった連続がエロゲーなのだとしたら、どこを切り取っても、演出されていない部分なんて無いことになります。
 だからこそ、僕は演出こそが鍵を握っていると思うのです。

 今日は、そんな、僕の独断に基づいた、優れた演出を感じたエロゲを紹介してみたいと思います。
 (※今回はそれぞれの作品のネタバレを含みます)


媚肉の香り ネトリネトラレヤリヤラレ(elf)

 僕がこのゲームで最初に感じた演出は「最初から始める」を選んだまさにその直後でした。ヒロインの一人である乙葉の太もも部分を極度にアップしたCGが表示される場面です。

 この「局部アップ」。elf作品をプレイしている人にはお馴染みのものでして、僕がやった最古のelf作品『同級生(1992年)』で、もうそれに近いものがあったように思います。以後の作品にも同様の局部アップCGはよく見られ、エルフ作品には付き物という印象があります。
 …それこそが、今作に仕掛けられたギミックだとは思いもよりませんでしたよ。

 というのも、elfの過去作品における局部アップは、主人公自らが見ることによってCGが表示されることが殆どだったのですが、今作に限っては“見せられている”んですね。

 (以下、激しいネタバレあります)

 プレイ済みの方はわかると思いますが、香織が目的を果たすために必須なのは「あくまで主人公に犯されたor主人公主導の下に抱かれた」という事実でした。よって、自らが直接的に誘うことはタブーとなります。香織は、さも自然にしながら、主人公を駆り立たせる色気を振りまく必要がありました。
 そこで、香織は無意識を装って主人公に下着や胸を見せ付ける訳です。

 この時点では、主人公は勿論、殆どのプレイヤーに香織の真意はわからないわけですから、これを「いつものelf的演出」と思い込んでしまうんですね。無防備な人妻を主人公が覗いた、単なるフェティシズムに基づいたCGだと。
 けれども、これは、主人公を焚き付けるための、香織による意識的な罠だった訳です。

 後々にこの事実を知った時、elfの過去作品を経験しているプレイヤーの心理を逆手に取った見事な演出だと感心したものです。作中の地下倉庫を整理するところで、乙葉が主人公の気を引こうとするシーン(胸アップCG)は、「局部アップがキャラクターによる意図的なもの」ということを仄めかしていて、真相に近づくためのヒントとして用意されていることを踏まえれば、尚更。

 (極ネタバレ終わり)

 キスシーンをはじめとした、無音の使い方。そして、音楽を入れるタイミング。それ以外でも、そこかしこで演出が効いていました。
 作品内容を熟知している脚本家が演出家も兼ねていたからこそ、ムラの無い、新生elfカラー豊かな作品になったのではないかと僕は思います。


らくえん(TerraLunar)

 オタ感溢れるスラップスティックな作品として有名な『らくえん』ですが、実に演出が凝っている作品でもあります。特に、テキストと音への拘りは半端なく、名シーンとして名高いコミフェの解説をはじめ、各個別ルートにおけるクライマックスにかけての、何ともいえない切なさ・喪失感は、演出の賜物と言っていいでしょう。

 特徴は、テキストをはみ出させた点です。エロゲのアドベンチャーの殆どは、いわゆるテキストボックス(枠)の中の数行によって、物語が綴られます。けれども、この『らくえん』は、時に画面を一杯使って文字を表示させ、場面を印象付けます。

 また、平時ノリの良い場面で多様する激しいBGMをしっとりとアレンジすることは、原曲が耳に残っている分、余計にしんみり感を与えることに繋がっているんですね。落差という奴です。

 これら二つが同時に使用される威力といったら。そこに声優の名演が加わる破壊力といったら。
 『らくえん』は、ある意味演出ありきの作品ではないかと僕は思うのですが、いかがでしょう。


スマガ(Nitro+)

 『スマガ』が演出に拘り抜いて制作された作品だというのは、ゲーム内に漂う濃い雰囲気で察することができると思います。統一感溢れるデザイン、リベンジ時の決め台詞ならぬ“決めBGM”、メタ感を出すためのTV的演出など、あらゆる部分において『スマガ』してます。

 中でも溜息が零れたのが、エンディングムービーにおいてスタッフロールが流れるタイミング。文章で説明するのは難しいのですが、曲の1番が終わった後の、間奏中の曲の僅かな隙間を狙って、本当にここしかないタイミングでスタッフロールが下から上へと流れてくるんですよ(ムービーの2:01~2:02くらいのとこ)。
 正直ここだけで僕は5点プラスしたようなものです。

 はっきりいって何言ってんだか良くわからないと思いますが、ようするに僕が勝手に変にツボっただけです(…1000人に1人くらい共感して欲しい様な気もするけど)。


 とまあ、とりあえず3本ほど僕の好みの演出作品を選んでみました。いずれも批評空間内でなかなかの評価を得ていまして、もしかしたら「良演出ゲー=良ゲー」という図式は成り立つのかな、なんて思いますが、そこまで傲慢になれる程の理論とソースはないので、保身と炎上防止の為に止めておきます。
 演出自体、かなり曖昧で好みの問題ですしね。

 とりあえず、僕がシナリオなんて大して読んでいないってのだけは伝わったでしょうか。調理がある程度上手ければ誤魔化されちゃうんですよね、僕の舌じゃ。
 化学調味料って怖いです。どれも美味しく感じちゃうようになるのですから。最後の一口が美味しければどこか満足している自分がいますし、ここ最近はホントにそんな感じです。
 …麻痺しちゃったかな。
 ご無沙汰しています。魔法使いです。
 9月に入り、風がすっかり秋のものになりましたね。寝やすくなった反面、朝起きるのが辛い毎日です。

 さて、一応告知通り、9月以降もブログを続けることにしたのですが、きちんとした再開が可能になるのはもう少し先になりそうです。というのも、まだ引越しが終わっていないのと、テストが9月半ばまで続きまして。
 また、引越し先にてネットが開通するまで暫くかかりそうなので、それまでは実家に戻った時のみ更新すると思います。

 今しばらくはご迷惑をおかけしますが、今後とも市立魔法専門学校を宜しくお願いします。
 (ちなみに今日はもう一つエントリしてます)


前回エントリのコメント返信

昔に比べて、エロゲが乱立しているのも、エロゲの魅力を奪った原因かもしれないですねぇ。プレイ時間を妙に気にする人がいますが、エロゲ始めた頃って、一本をスルメのように味わっていたと思うんですがねぇ。私も含めて。

 えびさん、コメントありがとうございます。

 仰られる通り、僕も嘗ては一本を何度も何度も繰り返し遊んでいましたね…。それがいつしか、次から次へとエロゲを買っては義務のように消化する日々。一本を噛み締めることが随分と減ってしまいました。

 他の人は解りませんが、この原因、僕の場合は僕の経済事情に大きく関わっていたりします。
 …ぶっちゃけ、お金なかったんですよ(今も大してないですけど)。だから、一本エロゲ買うのにも十分に吟味して、買ったからにはしゃぶり尽くして…。一本の価値が高かったんですね。
 また、ネットなどで情報やセーブデータを仕入れることが容易ではなかったからこそ、攻略への情熱があった訳でして。CG一枚埋めるのに何時間もプレイするなんて今じゃ考えられませんし、その達成感も今の僕ではもう味わえない感覚なのでしょう。

 ただ、現在においても自分の大好きなゲームを繰り返しプレイされる方は沢山いるわけでして(批評空間のレビューなどから)、やはり僕自身の問題でもあるのかなあ、なんて思ったりもしています。
 豊かになるのも良し悪し、という考え方をまさかエロゲーにて実感するとは思いませんでしたが。
 僕はオトコでオタクなオトナなので、現在でこそエロゲーをプレイしているのですが、そんな僕も生まれてからずっとエロゲーをプレイしてきた訳では当然ありません。むしろ、エロくないゲームをプレイしてきた時間の方が遥かに長かったりします。
 初めて買ったゲームソフト『アイスクライマー』から、最後にプレイした『MISSINGPARTS sideB the TANTEI stories』まで、約20年の間、エロくないゲームをプレイし続けてきました。
 そんな僕が何故エロゲーに走るようになったのか…といえば、それはギャルゲーに他ならないでしょう。

 ギャルゲーとは、「あからさまな性描写が含まれるエロゲーに対して、性描写が少ない、18禁ではない美少女ゲーム」というのが、僕が勝手に決めた定義なのですが、まーようするにコンシューマーでも発売が可能なエロくないエロゲーみたいなものです。…って、ここを訪れるようなツワモノにはこんな説明要らないと思われますが念の為。

 今回は、そんな、普通のゲームとエロゲーの間に存在するギャルゲーについての話でもしてみましょう。


ときめきメモリアル2(コナミ)

 この世で最も有名なギャルゲーの一つ、『ときめきメモリアル』。第一作は世のゲーマーに衝撃を与え、多くの人生を狂わすことになる作品で、僕が初めて購入した美少女ゲームもこれでした。
 では、何故『2』を紹介するかというと、『1』よりもあらゆる面において進化した、非常に優れたギャルゲーだったからです。

 ときめきメモリアルは、高校に入学した主人公が、勉強や部活などで自分磨きをしつつ女の子と親交を深めて、卒業の日に告白のOKをもらうことを目的とした、恋愛SLGです。
 ゲームシステムとしては、コマンドでパラメーターを上げたり情報を仕入れつつ、女の子をデートなどに誘い好感度を上げていくというもので、今から考えると良くできたシステムでした。パラメーターを狙った女の子の合わせて調整したり、他の女の子が嫉妬しないようにフォローが必要であったり、時にはランダム要素が加わるなど、なかなかの攻略性があり、特に『2』の麻生華澄は、下卑た言い方をすればまさに「高めの女の子を攻略する」といった高難易度で、美少女“ゲーム”としての面白さ、完成度はかなりのもの。
 また、白雪真帆をはじめ、隠しキャラクターが豊富であったことや、八重花桜梨のイメチェンなど、ゲームの中のサプライズ要素がプレイを盛り上げてくれました。
 反面、物語性はかなり低く、キャラクター依存度が高かったともいえます。

 これを補ったのが『ときめきメモリアル2 Substories』というファンディスクで、こちらはAVG。物語中心のシステム構成で、気に入ったヒロインとのエピソードが楽しめました。僕は華澄先生が好きだったので、これの三作目である『Memories Ringing On』を購入していたりします。
 しかし、今から考えると、『2』のサブストーリーだけで三つもあったんですよね。

 これは勝手なイメージなのですが、どうにも『ときめきメモリアル』は自爆した気がしてなりません。過剰なまでの派生作品、グッズ販売などにより、何時の間にか、僕には藤崎詩織その他がコナミという芸能事務所で稼ぎまくるドル箱アイドルに見えてきたんですよ。
 次から次へと出てくる関連商品はとにかく金の匂いがプンプンしていて(また値段が高いんだこれが)、すっかり目が覚めてしまいました。

 まぁ、エロゲでEVSを超えるのは『乳忍者』くらいなものなので、やっぱり10年前のものとしては凄いんですけどね。とりあえず伝説の台詞

「えっ? なんか言った?」

は、後に多くの鈍感主人公を生み出した元凶だよなぁ…。


サクラ大戦(SEGA)

 プレイステーションでの代表的なギャルゲーが『ときめきメモリアル』ならば、そのライバルであるセガサターンの代表作は間違いなくこの『サクラ大戦』でしょう。
 広井王子・あかほりさとる・藤島康介・松原秀典・田中公平と、ある程度年齢のいったオタクならば耳にしたことのあるスタッフで制作され、AVG+SLGという形式を世に広めた名作。一作目のセガサターン版だけで(確か)50万本以上販売した、最も売れたギャルゲーの一つです。
 また、『ときめきメモリアル』以上にメディア展開が凄まじく、関連商品だけでなく声優自身が出演する舞台があるなど、最も幅広い展開をみせたギャルゲーともいえます。これに追随できるのは『アイドルマスター』くらいではないかと。
 ちなみに、シリーズは5作目まで出ていますが、僕は『3』までしかプレイしていません。

 というのも、『1』をプレイした時はこれほど面白いゲームがあるのかと思うほどに夢中になりましたが、『2』と『3』はさほど面白いと思えなかったんですよね、何故か。
 これは私見なのですが、『サクラ大戦』ってお約束を楽しむゲームなんじゃないかと思うのです。ヒーローモノというか、勧善懲悪というか、絶対正義というか、そんな感じの。なので、ある程度話がパターン化されており、それに飽きてしまったのかなあと。
 ただ、世間では『3』が傑作として挙げられていますし、完結編ともいえる『4』をプレイしていないので、僕の評価は当てにならないとも思いますけれどね。

 スチームパンク・レトロロマン・歌劇・戦隊モノ・時代劇など、多くのものを非常に上手くミックスした『サクラ大戦』。一時期の隆盛を思えば、その人気には翳りが見られますが、どうかもう一花咲かせて欲しいものです。
 グリシーヌが至高。大神隊長は刺されそう。


久遠の絆(FOG)

 輪廻転生を繰り返し、その度に悲劇・悲恋を重ねる男女を描いた、伝奇ノベルゲームの傑作。
 先に紹介した二作に比べるとややマイナーですが、一昔前のギャルゲーマーの間では、このゲームをプレイしていない人はモグリだといわれるほどに、局地的に著名なゲームでもあります。
 斯くいう僕も、このゲームは大ハマリしまして、リメイク版も合わせて3回以上プレイしました(計150時間以上)。

 内容的にはドロドロの恋愛あり、濡れ場あり、痴情の縺れ殺人などなど、かなり重めで、よくプレステで発売できたと思えるほどでした。だからこそ、軽めの作品が多いギャルゲーの中において、一際輝く存在になったのでしょう。

 また、ゲームを構成する要素のどれもが美しい作品でした。グラフィックは、美人と形容されて初めて違和感を感じませんでしたし(美少女ゲームはゲーム中にて美人と形容されていても、グラフィックからはそう思えないキャラが多いんですよね。可愛いとは思えても)、音楽も素晴らしいものがいくつもありました(後年、作曲者の方が若くして亡くなっていることを知ってショックを受けたものです)。

 ただ、こうして僕が絶賛する『久遠の絆』ですが、最近友人にプレイさせてみたところ、「当時プレイしてたら90点。今だとギリ80点かな」という評価。やはり、ゲームの評価ってのは流動的なものだなあと感じる一言でした。

 エロシーンないのに沢山お世話になったのはいい思い出。万葉ちん然り沙夜センセ然り。


NOeL ~La neige~(パイオニアLDC) ※公式ページ消滅

 ひょんな事で出会った3人の女の子と、VP(Visual Phone)、ようするにテレビ電話でコミュニケーションをとってゆき、親交を深めるゲーム。声優・水樹奈々さんのデビュー作でもあるそうです。
 特筆すべきは、ゲーム内のグラフィックが全てアニメーションする点。今は亡きパイオニアLDC(現ジェネオン)制作らしく、アニメのクオリティはなかなかのものです。

 僕はそのキャラクターデザインに惹かれて購入したのですが、このゲーム、僕がこれまでやってきた美少女ゲームの中でも1、2争うを難易度を誇ります。
 ゲームの期間は約3ヶ月と、そんなに長くはないのですが、その時間というのがいわゆる現実と同じ速さで流れていて(一応時間は自由に進めることができます)、キャラクターもそれに合わせて生活しているという設定でした。なので、実生活があるヒロインたちが電話を取れる時間も限られていまして、ほぼ毎日一時間ごとに「電話する」コマンドを入力しては空振りを繰り返すという、超絶面倒臭さ。
 1日24回電話するとして、約100日間、×ヒロイン数3人、家電と携帯の×2で、大げさに言えばエンディングまで約14400回も電話を掛けなくてはならないという、とんでもないストーカーゲーなのです。
 また、電話が繋がったら繋がったで、殆どヒントの無い中で(場合によっては無数の)選択肢から正解を選ばなくてはいけない上に、1回ミスるとゲームオーバーが確定したりと、とにかくフラグ立ての難しさが半端ではありません。
 僕は基本的に攻略情報を見ないでプレイする人なのですが、これだけはあまりに大変だった為、美少女ゲームで唯一攻略本を購入したゲームでもあります。

 ちなみに、この作品は神奈川県鎌倉市を舞台としているのですが、実際に鎌倉へ行った時にヒロインの一人の苗字である“門倉”姓が、表札に多く見られたのには何か感動しました。
 ヒロイン造形含め、不思議なリアリティがある作品でしたね。


その他

まぼろし月夜(SIMS)…あやめさんルートが良かったなぁ。
Memories Off 2nd(KID)…シュラバンバン、セックスもバンバン。
アイドル雀士スーチーパイ(ジャレコ)…園田絵と歌がイイ。乳首見るためだけにSS版も購入。
センチメンタルグラフィティ(NEC)…発売前に最も盛り上がった。暗黒舞踏と本編のデキにせつなさ炸裂。
新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド(GAINAX)…クソゲー。2ndは紛れも無い真のクソゲー。
季節を抱きしめて(SCEI)…なんで真由すぐ消えてしまうん? …妹萌え。


 ということで、ほんの一部ではありますが、僕の思い入れがあるギャルゲーをいくつか紹介してみました。…が、今回のラインナップは、『ガンパレードマーチ』『東京魔人學園伝奇シリーズ』『グローランサーシリーズ』『EVEシリーズ』などといった、ギャルゲーと呼んでよいか微妙なものを省いたので、それらを含めるともっと増えるでしょうね。

 果たしていつからそうなったのかは解りませんが、コンシューマーゲームの世界の中にも恋愛というものが深く関わるようになりました。はじめは物語の一要素としてでしたが、それが何時しかいちジャンルを担うまでに成長した美少女たち。
 乳首を見せてくれなくても、エッチさせてくれなくても、また違った形で僕たちを魅了してくれるコンシューマーの美少女ゲームには、ある程度画一化してしまったエロゲーとは異なる可能性を感じます。
 中小ではない、大手だからこそできる美少女“ゲーム”に、今後とも期待をしたいところです。


 『infinityシリーズ』、『17』以外開封してないや…。
 ここ数日休んでしまい、誠に申し訳ございません。
 そして、更に申し訳ありません。夏休みも後数日ということで、やり残した宿題やら9月早々のテストの勉強、更に今週末は旅行と、また暫くの間は更新ができそうにありません。

 このブログは予定では今月一月だけだったのですが、これではどうにも締まらないので、来月以降もぼちぼち続けることにします。
 もし、まだこのブログを訪れていただけるのなら、9/6辺りに来ていただければ、多分更新してると思います。頂いたコメントについても、その時に返信させていただく予定です。遅れてしまいホント申し訳ないです。

 色々とご迷惑お掛けしますが、宜しければまた来月覗きに来て下さい。
魔法使い
 ゴールが一つのゲームとそうでないゲーム、どちらが好きですか。



 当たり前ですが、エロゲーは女の子のエッチな姿を拝むことができるために、エロゲーと呼ばれます。勿論、一言に女の子といっても様々なタイプがいて、年齢的なものから身体的・性格的なものまで、本当に様々な差異があることは、それはまあ現実の女の子を見ればわかることですね。
 エロゲーでは…というよりサブカル的には、その無数の女の子を何とかして分類・分析するために、いわゆる属性化が進められていることは、データベースであるエロゲー批評空間のユーザーの方々には馴染み深いことだと思います。

 そういった、色々な属性を持つヒロインそれぞれに独自の物語があって、エンディングも様々。今で言う「マルチシナリオ」というのは、エロゲーの歴史においても古く、僕が調べられた限りでは何と8ビット時代(1980年代)に、もうその姿が確認できます。
 では、何故そのマルチなるものが登場したのか…というと、資料が無いので正確なことは言えないのですが、恐らく“可能性”というワードに集約されるのではないかと僕は考えています。


 一つは、商業的な面。
 現在はその姿を変えつつあるのかもしれないとはいえ、少なくとも嘗てのエロゲーは「オカズ・射精産業」といえました。(主に)女の子のエッチを売ることで、会社が経営されていたということです。会社は利潤を追求することが命題であるため、売り上げを伸ばすためにはどうしたらよいか考えることになります。当然、沢山の人に買ってもらうには、沢山の人の興味を惹かなければなりません。
 そこで、より多くの人の好みに対応するため、ヒロイン複数制が採用されたのではないでしょうか。例えば、ロリータ一人にスポットを当てた作品だと、主な購入層はロリコンの方々に絞られてしまいます。では、ヒロインをロリータと熟女の二人にしたら…? 更にその中間を入れたら…?
 それが、沢山の女性と交わり子を残したいという本能に繋がるかどうかは怪しいものですが、少なくとも一本のパッケージでより多くの“好み”にアピールすることが可能になります。
 近年は属性に特化したニッチな作品も増えてきましたが、ロリから大人まで、一通りのヒロインを揃えたエロゲーが無くならないのは、この名残といえるでしょう。


 ただし、これだけではマルチシナリオが一般化した説明にはなりません。何故かと言えば、別に一本道の物語でも複数の女の子とエッチさせることは可能だからです。

 …恐らく、エロゲーにおける物語性と恋愛色が強まっていったことに関連するのではないかと。


 物語性については、シナリオを分岐させることでより厚み・深みのある物語を描けるようになるから、という点が挙げられると思います。「あの時、もし違う選択をしていたら…」というのは、現実で誰しもが思うことですが、ゲームだとこれが容易に再現出来ます。
 選択肢によって物語の角度を変えて見せたり、違った結果を知らせることで、選ばれなかった選択(物語)に更なる意味をもたせること(ルートの再評価)が可能になるのは、バッドエンドや視点変更などを通して、皆さんも体感したことがあるはずです。
 ここは表現の幅を拡げたと言い換えてもいいでしょう。

 恋愛色の強まりはまさにそのまま。
 ルートごとにヒロインを決めることで純愛をアピールできます。まあ、恋愛にも純愛にも様々な形があるので何とも言えない部分はあるのですが、それでも、恋愛の云々を最終的に一対の男女に絞るのなら(現行日本でいう普通の恋愛感に合わせるなら)、この形式は非常に都合が良いんですね。
 というのは、ヒロインを複数登場させても、「それはまた別のお話」ということにすれば、主人公が一人でも複数のヒロインとの恋愛(≒純愛)が成り立つからです。もっともこの場合、物語の主役は主人公ではなく、ヒロインといえるのかもしれませんが。

 この、物語性と恋愛色の強化に相互性があることは、いわゆる「トゥルーエンド」や「グランドエンド」というものの存在から察することが出来ます。そこに商業価値が嵌ったからこそ、マルチエンドは普及したのでしょう。

 そして、その形式の更なる助長をもたらしたのが、“萌え”ひいてはキャラクター重視の考え方ではないでしょうか。
 ようするに、個別ルートの概念を生み出し、そこでヒロインを一人に絞ることで、よりキャラクター性が磨かれるという点において、“物語ありき”ではない“キャラクターありき”の作品の爆発的な増加を担ったのが、マルチシナリオなのではないかと思うのです。


 僕は、マルチシナリオが悪いものだとは全く思いません。構成・見せ方によっては、一本道のシナリオよりも面白味のあるシナリオを書くことが出来るでしょう。けれども、批評空間POV「ゴールが一つだけのゲーム」にもあるように、マルチシナリオには多くの欠点も存在します。
 ルート分岐程度ならまだしも、共通ルートでばら撒いた伏線を個別ルートで必要なものだけ拾い、後は放置といった、伏線の投げ出し。ヒロイン別に担当が異なる複数シナリオライター制による、シナリオ間の齟齬、整合性の欠如。意味・意義の薄いサブキャラルートやバッドエンドなど、シナリオ・エンディングの水増し。トゥルー・グランドエンドのだけ為に用意され、使い捨てられるシナリオ・キャラクター…。
 などなど、非常に多くの問題も抱えているのです。
 そして、近年では、『Dies irae』『Garden』などの騒動にも一役買っています。


 …さてさて、貴方はゴールが一つのゲームとそうでないゲーム、どちらが好きですか。


 テーブルトークRPG、ゲームブックを経て、ゲームの世界で独自に進化したマルチシナリオ。
 商業的な兼ね合い・大人の事情もありますから、そう簡単に注文をつけることは出来ませんが、出来ることならば、「この作品は何故マルチシナリオなのか」くらいは頭に入れて置いた方が良いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。…メーカーさんも、ユーザー側も。



 しっかり作ってありゃどっちも好きだ…というのを無理矢理置いておくのなら、僕は前者です。作品を全体で評価する場合、ゴールが一つの方が何かと都合がいい(考察するのも感想書くのも、整理が苦手な僕としては楽)ですし、そういう作品の方がやっぱり纏まりが良いものが多い気がしますので。

 でもま、発売直後に前言撤回・隠蔽するようなものはともかくとして、公式ページに「こいつとこいつは攻略できます」とか「この作品は一本道です」とか書くのも、書かせようとするのも、何だかなあと。そんなの始めから盛大なネタバレされてるも同然で、全然面白味ないと思うのですが。
 元々の攻略性の低下に加え、攻略ページの充実によって、ルート追加、隠しシナリオ・ヒロインなどの存在価値は薄れつつあります。情報の充実は、もしかしたら、マルチシナリオの魅力を一つ失わせたのかもしれませんね。
 …これも多分、どっちもどっちなんでしょうけど。
※最初にちょっとだけ私信※
 ahoudoriさん、先日は拍手にてコメントありがとうございました。まさかこのブログを見ていただいているとは思わなかったので、嬉しかったです。今後も批評を参考にさせていただきますので、こちらこそ宜しくお願いします。

 僕は日本人だからなのか、やっぱりご飯が好きです。しかし、毎食ご飯なのもそれはそれで味気なく、時にはパンやスパゲティなども食べたくなるというのが人の心というもの。ということで、今日はいつもと違ったおかずをご紹介したいと思います。
 よーするに、紹介するのがエロゲでなくてエロ漫画という、ただそれだけです。
(できるだけサンプルが見やすいところを選んでいるので、リンク先はバラバラになってます)


ストレッタ(世徒ゆうき)

 エロマンガ界に詳しくない僕でも名前を知っている、超有名エロ漫画家さんの現時点で一番新しい本。なんというか、エロい藤島康介という感じですが、とにかく絵が綺麗です。汁描写やや多め、非処女率100%、女の子主導多しと、シチュ的にはちょっとだけ特殊部類です。
 中でも「あるいはもののけ(前・後編)」のエロさは圧巻で、ド淫乱・ルマさんに何度絞られたことか。
 作者の以前の作品の続き的なエピソードも収録されていますので、アッチェレランドストリンジェンドと共にお薦めしたいところです。
 ちなみに、世徒さんの原作は現在ほぼアニメ化されていまして、そちらもエロアニメとしてなかなかのクオリティなので、原作を気に入ったらこちらも是非。


The Great Escape 2(尾崎未来)

 本の帯に「愛すべきヤリマン」と書かれているのは伊達じゃなく、彼氏がいるにもかかわらず、スイッチが入ると誰とでもセックスしてしまうという、まさに昨日僕が語った理想のエロヒロインを体現する女子校生主人公・あいちゃんが、途轍もなくエロかわいいです。
 絵柄はやや少女漫画風で、汁描写は少なめ、中出し多め。良くも悪くも登場する女の子が一人なので、表紙の絵とジャンルで判断するのがいいと思います。
 ちなみに「2」とあるように、これは第2巻なんですが、1巻よりも2巻の方が不特定の男とエッチしちゃう展開が多いので、こっちを推してみた。


派遣のむうこさん(彩画堂)

 「KOF(キングオブファイターズ)」の同人誌でエロ同人漫画界を席巻した、彩画堂さんの商業本。こちらも僕がお薦めするだけあって、むうこさんという女主人公が毎回違う男とゆきずりのHしてしまう展開が主となっています。
 彩画堂さんの絵は非常に上手いという感じではないのですが、女性の身体がなかなか肉感的に描かれていて、且つ、あまり汁とか台詞とかをゴチャゴチャと入れないので、その意外とすっきりした画風が好きです。
 一話完結系のエロ漫画の特性を生かして、いろんなバリエーションのエッチ(複数H・イメージプレイ・筆下ろし)を取り入れているのもいいですね。
 ハナさんの休日という、以前の作品に出てきたキャラクターも活躍しますので、そのエロ描写の上手さも含めて、是非お薦めしたい漫画です。


着衣性交(山崎あつし)

 表情やコマ割りやおっぱいがやや硬い印象がありますが、着衣エッチが魅せる一冊。コスチューム・下着へのこだわりは中々のもので、コスプレものが好きな人におすすめです。
 女子校生ものとして、同作者の『私とラブラブ★エッチしようよ』も一緒にいかがでしょうか。どちらも、基本的に和姦で、あまりハードな展開がないので、お勧めしやすい作品でもあります。


ナースを彼女にする方法(藤坂空樹)

 男の妄想がガッツリ詰まったハーレム系看護師モノ。個人的には『淫笑う看護婦(米倉けんご)』と並ぶナースモノの傑作です。
 ただ、『淫笑う看護婦』はS系お姉様看護師にやられたりやったりするのが趣旨だったのに対して、こちらの『ナースを彼女にする方法』は、あくまで和姦ハーレム系で、そのほんわかした感じの絵柄同様、物語もエッチもやや大人しい目。
 一応、メインヒロイン的な娘がいるのですが、主人公が優柔不断なので、色んなナースさんとHしてしまいます。主人公GJ。
 設定上、欲求不満が溜まったナースさんたちの相手をするという感じなのですが、2巻以降は恋愛色が強まりそうなので、それがちょっと心配かもです(現在は1巻のみ)。
 最近、エロゲではあまり良いナース作品が出ていないので、ナース分補給にどうぞ。


小悪魔ファック(水上蘭丸)

 小麦色ギャル系ヒロインで殆ど埋められた、ちょっと珍しい感じの作品。
 この作家さんの絵はツヤツヤ感が非常にエロく、また、それが色黒なギャルにうまく生かされてます。シチュエーション的には、レイプ・逆レイプ・3Pなどがありますが、中でも僕が良かったのは「東大生・真奈」という話で、アキバ系のイメージをちょっと履き違えた東大生ギャル・真奈の勘違い振りが面白かったです。
 エロゲー畑に住む僕としては、ギャル系ヒロインはあまりお目にかかったことがないタイプでしたが、いやいや、小麦色の肌はなかなかどうして良いものです。…現実のギャルはちょっと怖いけど。


 …という感じで、何冊か紹介してみました。
 なんというか、エロ漫画に詳しい方には面白くもなんとも無い、メジャー・ポピュラーな作品が多かったかもしれませんね。ただ、どれもわりと売れ線だけあって、全体的にクオリティは高いと思います。

 エロ漫画を購入したことがある方は経験あると思いますが、エロ漫画って、エロゲー以上に作品内のクオリティのバラつきが激しいんですよね。単行本の最初の話と最後の話を比べると、本当に同じ作者なのかと疑いたくなるようなものが結構あります。
 また、エロゲでいうパケ買いにあたる表紙買いはかなりの冒険度。特に、自分の好きなジャンルだからといって、アンソロジー系の本を買うと後悔することがかなり多いです。

 今回ご紹介したものは、そういった数々の失敗の末に勝ち取った、僕なりに厳選したラインナップとなっています。ぶっちゃけ、僕が本当に「使えた」ものだけを紹介しています。まぁ、それが信頼に値するかどうかは別ですが…。

 ケンミンの焼きビーフンではないですが、毎日エロゲでちょっと飽きている方は、エロ漫画に手を出してみるのもいいかもしれませんよ。案外、漫画にしかないエロさというものがあるものです。
 ここ何日か真面目っぽいことを書いたので、そろそろ不真面目っぽいことを書いておきます。真面目なブログだと思われら大変だし。

 ということで、今日はエロゲのブログらしく、“実用的”な内容としたいと思います。
 …よーするに、どんだけ使ったかという、大変高尚なお話です。


月は東に日は西に~Operation Sanctuary~(AUGUST)

 今や萌えゲーメーカーとして有力筆頭候補に挙げられるオーガストの3作目。なんてぇこたぁない、学園モノ萌えゲです。
 このタイトルを挙げたことで、歴戦の抜きゲーマーの方には「…はっ」と笑われるかもしれません。でも、べっかんこうさんの描くまるっこくてぷにぷにした顔グラと超絶美乳の取り合わせが、まだエロゲに嵌り始めたばかりの僕には衝撃的でして。
 萌えゲーにしてはなかなか濃いHシーン描写、着衣H(主に制服)へのこだわりなどもあり、長年にわたって大変お世話になりました。特に、美琴と保奈美には足を向けて眠れないほどで、美琴スク水&体育倉庫と保奈美制服のHシーンだけで一体どれだけの森林が伐採されたのか想像もつきません。地球スマン。
 ところで、主人公が中出ししていいかと聞いたときに、「愛は…あるよね?」と美琴が答えるのですが、愛があったらゴムするだろと突っ込んでいた当時の僕は、まだエロゲに毒されていなかったのかもしれません。

 ちなみに、オーガストで一番ご指名回数が多いのは『Princess Holiday』のレティシア姫だったりする。


DISCIPLINE -The record of a Crusade-(Active)

 最近めっきり名前を聞かなくなった聖少女さんが手がけた、とにかく“濃い”一本。ドS女を中心に、陵辱ありスカあり逆レイプあり精液ご飯ありと、最早たっちー的どぎつい嗜虐以外は殆どなんでもありの凄まじいエロゲです。一応受けメインなのかな…。
 まーとにかく登場するキャラクターの殆どがエキセントリックなんですが、中でも森本エレナ・レイナのドS姉妹はエロゲ界にその名を残す伝説的エロ姉妹といえるでしょう。こいつらのおかげでティッシュが一体何箱使われたことか。ごみ収集業者の皆さんイカ臭くてごめんなさい。
 で、そのドSお姉さまたちのご指導の賜物で、僕はそのソフトM病をおおいに進行させたのですが、そうしたエロ以外でも彼女たちの魅力は発揮されてまして、特に、気に入らない教師を車で轢いたり、赤点取った女を成績上位の男に犯させたりと、レオナのやりたい放題っぷりにはある意味感心するほど。実に面白いキャラクターでした。

 この『DISCIPLINE』は、僕の中でもそうとう高い位置に存在する抜きゲーですが、人には薦められないな…。嗜好が合えば神ゲーですが、合わなかったらどんな目で見られることやら。
 ともあれ、いつでるのかはわかりませんが、本当に久しぶりに原画以外にシナリオも担当するという『STARLESS』に期待。
 ちなみに、アニメ版の『DISCIPLINE』も結構好きです。最近発売された『DISCIPLINE LS』はお前誰やねんと思ったけど。


家庭教師のおねえさん(アトリエかぐや)

 抜きゲーマーの方々には言わずと知れたアトリエかぐやの傑作。タイトル通り、年上のキャラクターばかりなのですが、タイプ的にはおっとり系、セクシー系、エロかわいい系、ツンデレ系と、色とりどり。僕はその中でも秋月沙羅(セクシー)と汐乃渚(エロかわいい)がツボで、この二人のせいで何度波動砲が発射されたかわからないほど。…ヤマト好きな方済みません。
 ちなみに、このゲームにはちょっとした思い出があります。僕がこのゲームで気に入っている台詞に「イキたくなったら、お姉さんのオッパイで爆発してね♪」というのがあるのですが、とある深夜にこのエロシーンをティッシュ(二枚重ね)片手に見ていたら、この台詞が出た直後に震度3くらいの地震が起きまして。
「そっちが爆発するのかよ」
と、一人でぼそっと呟いたことを覚えています。その日は日本の為に抜かなかった。

 あと、全然根拠のない話なんですが、アトリエかぐやの作品って、初めてプレイしたかぐや作品がその人にとってのベストオブかぐやになるような気が。
 ともかく、完全和姦なので、陵辱嫌いな人にお薦めです。


南国さく乳アイランド(MBS Truth)

 テックアーツ系列看板絵師の一人である望月望さんが原画を務める母乳ゲーです。ゲームの目的は女の子を孕ませて乳を絞るという、両親が聞いたら卒倒しそうな内容ですが、僕のエロゲは「学校論文」フォルダに入っているのでまぁ大丈夫でしょう。
 ちなみに、このゲームは孕ませが目的で、腹ボテが主ではないので、HR紳士の方々は気をつけて下さい。…乳が出るのは腹ボテ後じゃね? という下らない質問は却下します。エロゲはファンタジーなのです。

 僕がこのゲームを評価する理由は簡単で、中出しに意味があるからです。よく純愛・シナリオ重視系のヒロインが「今日は大丈夫な日だから…」とか抜かしやがりますが、

「馬鹿っ野郎!それじゃ意味ねーだろ! 中出ししたら危険、妊娠するかもしれないという危機感・背徳感が理性と本能に訴えかけるエロスを生み出すんだろが興奮するんだろが価値をもたらすんだろうが。だいたいお前ら一体どんだけ安全日あるんだよ都合よすぎるだろ。そんなんだから日本はますます少子化が進むんだ。あっ…でも中からトロッと出て来る所がCGであるなら許しちゃうかも…」

…と、まずお前が落ち着けと言われそうですがまあそういうことです。


なぜか?! すぃ~とほ~む(TRYSET)

 最近の抜きゲは萌えにも力を入れなくてはならないのか、どうにもキャラクターを立てようとしたりシナリオにちょっと力を入れたりという傾向が少なからず見られます。僕は萌えエロ肯定派なので、そこは歓迎してしかるべきなのですが…。
 僕はどうやら少し変わった性癖があるらしく(抜きゲの場合ね)、貞操観念の無い女の子が好きなのです。非処女・尻軽・ビッチは褒め言葉です的な。だから、時に面倒くさい愛とか恋に縛られないヒロインに催します。調教とか無しに不特定多数と寝るとかもう最高(完全に変態だ)。
 『こんなアタシでも…』の東雲真冬を女神と崇めるのも、ahoudoriさんが僕的神レビュアーなのもそういう理由なのです(ahoudoriさんごめんなさい)。

 で、この『なぜか?! すぃ~とほ~む』は、ヒロインの貞操観念が薄く、気持ちいいからというただそれだけでセックスできちゃうんですね。シナリオが暗くならない、明るく楽しく気持ちよくの三拍子揃ったエッチというのが非常に良いです。また、ゲーム開始からまもなくHシーンが挿入されていくので、全裸待機の冬でも安心設計。

 コストパフォーマンスが糞みたいなコンプリーツ&オーサリングヘヴン作品についつい手が出てしまうのも、そんな理由からなんだよなぁ。


 …ということで、今日は僕が大変お世話になったエロゲを5本紹介してみました。書いてて楽しいからこの企画も1回くらいやろうかな。
 僕は別に奇跡否定論者という訳ではないのですが、適当に“それ”が起こると、馬鹿の一つ覚えのように「ご都合主義」と評することが多いです。…というのは、エロゲーにおける奇跡というのは、物語を収拾する為に使われる裏技的ギミックである場合が多いと思うのですが、どうにもそれが面白い使われ方をしていないと感じることが多いからです。


 奇跡をメインテーマに据えた、『ゆきうた』という作品があります。この作品はエロゲー批評空間におけるデータ数が800を近くになって尚、中央値が80でして、「世間的に概ね評価を得ている作品」と言っていいと思います。
 幾多の作品で安直に使用された結果、とかく批判されるようになってしまった奇跡をメインに据えながらも、この『ゆきうた』が評価を得られた理由。その一つに、この作品で起こる奇跡には代償が必要だった、ということが大いに関与していると思います(勿論、奇跡の部分を除いたシナリオ・テキストやグラフィックに対する評価もありますが、ここでは奇跡についてだけ取り上げたいと思います)。

 例えば、シナリオの進行によって相思相愛となったヒロインが、不慮の事故で瀕死の状態に陥ったとします。不治の病でもかまいません。とにかく、彼女が助かる可能性は無い。…この状況下で彼女が助かることが、即ち奇跡ということになります。

 この時、大抵批判に晒されるのが、「よくわからない(≒理由が提示されない)力や現象によって彼女は救われ、ハッピーエンドを迎える」というパターンでしょう。何故批判されるかと言えば、それは原因があっての結果でなければ納得出来ないプレイヤーが存在するからです。
 では、何故『ゆきうた』がその批判から逃れることが出来たのかと言えば、上でも述べたように、『ゆきうた』における奇跡には同等価値の代償が必要だったからでしょう。具体的にはヒロインの病を奇跡の力で治すと、それを願った主人公が同じ病魔に侵されたり、または被害が同程度の大怪我をしたり、もしくは記憶といった大切な何かを失ったりする訳です。


 さて、話は少し逸れますが、そもそも「奇跡」って何なのでしょうか。辞書で調べてみました。

1 常識で考えては起こりえない、不思議な出来事・現象。
2 キリスト教など、宗教で、神の超自然的な働きによって起こる不思議な現象。

ちなみに「超自然」とは、

・自然界の法則をこえた、理論的に説明のつかない神秘的なもの

以上のことから、当たり前の帰結ですが、奇跡は常識で計れない&理由が説明できないということで、どうやら僕たちは、奇跡に対する肯定否定を明確な論拠無しで下さなければならないようです。


 …ここで、奇跡の代名詞でもあるKeyについて(ここでは『CLANNAD』)、中々上手いこと抉った感想を紹介してみます。

kuranさんの「CLANNAD」の感想

 僕がこの感想を読んで、頭に浮かんだのがドラゴンボールです。

 いわずと知れた超有名漫画『ドラゴンボール』。7つ集めるとどんな願いでも叶うというドラゴンボールは、『CLANNAD』でいえば光の玉にあたります。
 その設定自体は夢があってとてもいいと思うのですが、このドラゴンボールの厄介な点は、その時その時によって、ドラゴンボールの効果(奇跡の効果・許容範囲など)が変わってしまったり、主人公たちのスキルが高まりすぎてすぐにボールが集まるようになり、簡単に願いをかなえられるようになってしまったという点にあると思うのです。

 世代からいっても、僕にとって『ドラゴンボール』はある種のバイブルで大好きな漫画なのですが、この点だけは子どもの頃から違和感を感じずにはいられませんでした。いくらなんでも都合よすぎるだろうと。
 でも、ナメック星編途中くらいまではそんなこと思っていなかったんですよね。それはたぶん…ドラゴンボールを集めるのがとても大変なことだったし、その効力が固定されていたからでしょう。


 これは僕なりの解釈なのですが、結局のところ、努力・苦労といった労力に見合った結果としての奇跡ならば許容されやすいのではないかと思うのです。何というかまあ…奇跡は奇跡だから奇跡なのに、妙なリアリズムが介入してくるものです。
 ようするにこれ、労働をしては正当な報酬を頂くという、現実社会を生きる人の感覚を少なからず当てはめちゃっているんですね。

 だから、労力に見合わない莫大な報酬が転がり込んだと感じれば「ご都合主義」なんて言葉が出てきてしまうし、等価交換(物々交換)が行われた『ゆきうた』にはそれを感じにくいという。


 辞書にもあったとおり、起こす方法があるのならそれは奇跡になりません。奇跡って「1+1=3」みたいなものですから。
 だから、「1+1=2」的な理論を良いシナリオとするならば、奇跡はあった時点でアウトなのでしょう。

 でも、僕は、必ずしも努力や苦労が報われない現実に生きているわけで。報われたいわけで。
 そういう、「理想や憧れに届いてもいいんじゃないか、それだけのことをしてきたじゃないか」という、“僕のご都合”に副った時、僕の中で奇跡が許容されるのではないかと思うのです。

 各々の価値観によって奇跡の価値は著しく変わるし、その対価も変わる。
 『ゆきうた』は、そういったプレイヤー側の裁量に委ねずに、ゲームの中でその価値と対価を確定させることで、それぞれのプレイヤーのご都合から逃れることができたのかもしれません。そして、その価値観がいかにも現実的だったことが、彼の作品の奇跡が評価された理由なのでしょう。

 奇跡には理由が無いから、きっと肯定も否定もできません。けれども、ゲームとプレイヤーの折り合いがつけば許容することはできる。
 奇跡の価値は、作り手と受け手の“ご都合”の距離感で決まるのかもしれませんね。
 昨日はお休みしてしまい、申し訳ありません。どうしても、感想に集中したかったもので…。というか、如何せん遅筆なもので…。
 ともあれ、漸く感想が書き上がったので、批評空間に投稿してきました。ちなみに多少ネタバレあります。

 世界でいちばんNG(だめ)な恋の感想

 想定していたものより大分字数が少なくなりましたが、それだけに読みやすくなったかな…。お暇がありましたら、読んでみて下さい。

 では、今日はその『世界でいちばんNGな恋』について、感想で書いたもの以外について。

 今回投稿した感想はできるだけ丸戸史明ライター論にならないよう意識して書いたのでこっちで書きますが、やはり丸戸さんのテキストは面白いと思います。コミュニティの形成と、キャラクターの掛け合いが抜群なんですよね。
 僕がHERMITの前作『ままらぶ』で一番好きだった台詞は、涼子さんの「一日に二人の女とキスしようとするな」という感じのものだったのですが、こういう「男が想像するちょっとシニカルでロマンチックな女心」的な描写が実に上手いです。
 今作のBESTな“それ”は、夏夜さんの「もらった…」。台詞を発するシチュエーション、声優さんの演技ともに、非常に良かったです。

 シナリオに関しては、よくいわれるルート途中分岐方式はあまり気にならなかったですね。それよりも、仕方ないとはいえ、麻実と美都子のシナリオがほぼ重なっていたのが残念といえば残念です。
 僕は夏夜→姫緒→麻実→美都子という既定順でプレイしたのですが、夏夜と姫緒の専用シナリオが短いながらもいい味を出していたので、スペシャルシナリオがあるとはいえ、麻実と美都子のそれぞれのルートにあと一話ずつ専用のものが欲しかった。二人は最後までほぼ共通なので。

 また、『ままらぶ』同様、各話の冒頭にOPが挿入されるのですが、これが僕的にかなり良かったです。各話の区切りとしてメリハリになっていましたし、各プロローグからOPへの移行の際のテキスト・間が共に絶妙でした。「陽だまりコイゴコロ」はかなり気に入っています。

 あとはそうですね…これもよく言われていますが、ある程度お金や仕事で苦労した経験がある方は、この物語に共感できる部分が多いのではないでしょうか。
 お金がないって、本当に辛いよなぁ…。仕事してないって、本当に肩身が狭いよなぁ…。

 全体を通してさしたる欠点も見つからない、非常に良く出来た作品ではないでしょうか。
 泣きというより笑い、感動というより感慨。
 素敵なラブストーリーだと思います。



(ネタバレ)
作中で先生も言ってたけど、理に米を食べさせられた時点で、軍配が上がっていたのかもしれないなあ…。